花童サナエさん-喫茶 むぎ子の部屋 第3回


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———喫茶むぎ子の部屋はインターネット上にある小さな喫茶室です。毎回ゲストをお呼びしていろいろなお話をしていきます。三回目のゲストはマイメン、花童サナエさんです。一緒に大好きな漫画、『よつばと!』(あずまきよひこ、メディアワークス、1〜13巻)について語っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

花童サナエ(以下、さ):よろしくお願いします!

好きなキャラクターについて

さ: 好きなキャラはいる?

——— 一番すきなのとーちゃんかもしれない

さ: あーーとーちゃんいいね…

わたし虎子かなあ

——— とら いいよね。

漫画界で二番目に とら という名前を与えられたキャラだ

よつばがとらって付けてるし

さ: そういえばひらがなでとらだった

——— とらもあまり感情を表さないキャラだよね

さ: とら、何考えてるのかわかりにくいんだけど、なんだろうとにかく好き…子どもに対してどうしたらいいかわからないけど別に開き直っててペースを崩さないところとか。

——— とーちゃんは叱ってもすぐに元に戻るのがいいな。

仁王さんの話もめちゃくちゃ好きなんだよな

さ: とーちゃん、すごいよね あの話は叱り方に情緒があるね…。あとね、保護者としてよつばを理解してくところすごくよくて、何ていうか、これはセクシーだな…って、そんなの初めて感じた。

ジャンボとか、やんだでもだけど、見守ってる視線とか見るとなんかね。うまくいえないけど。

——— ジャンボとやんだととーちゃんの三人共結婚とか子供と縁がなさそうな独身男性っていうのがいいと思うのよね

お父さんっていうよりもやっぱまだおにーちゃんっていうかさ

だから全力で遊んでくれるのかな―とか

完全に女オタク的な考えだけどあの3人のスピンオフ読みたいわ…。学生時代…

さ: スピンオフめっちゃ読みたい!

だってあの3人ツーリングしたって言ってたよ!絶対楽しい!

——— あの3人どうやって知り合ったのかな〜。とか想像しちゃう

さ: やんだはおっきいスクーター乗ってそうなイメージだったのにカブで現れて、意外だったなー。

やんだのことだと、少しずつよつばの接し方変えていってるのかなーって思っておおってなった。あとあの3人は遊ぶの上手すぎない?いつも楽しそうにやっててすごい

——— やんだは接し方変えてるよね。たまにやさしい

さ: 焼き肉回とか面白いなーってなった

——— 焼き肉の回いいよね〜。とーちゃんとよつばが二人で焼き肉のダンス?してるのやんだがうらやましがって?る

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(9巻、100ページ)

——— あとやんだがよつばと遊ぶためにシャボン玉とか持ってきてるの…

さ: それ!!!!!

——— なんかやんだは完全によつばと一番近い目線で遊ぶ大人だよね

さ: 子どもをわかってるよ、やんだ、わかってる

——— ていうか子供だよね、精神性が

さ: めっちゃ張り合ってていいね

——— 合わせてるっていうか、ナチュラルで子供っていう

さ: 出会いがあんまりで最高だった

——— 最初の印象最悪だったもんね

にどとくんな!!!

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(5巻、86ページ)

 

——— 完全に好きな女の子にかまってもらいたがってる男子だよ・・・最近

さ: (笑)でも最近はよつばもあたりが柔らかくなったね〜

やんだはとーちゃんにもジャンボにもいじられてるし…

——— とーちゃんとジャンボ、よつばには合わせてあげるのにそれにやんだが乗っかってくると超冷たいよね(笑)

さ: 子どもが2人って言われてたもんね

やんだ、それにへこたれなくてとても楽しい

——— わざわざ有給とって牧場ついてきたり

あとジュラルミンが手術でよつばが落ち込んでた時にめっちゃ笑わせようとしたのとかよかった・・・

さ: あれよかったね〜

——— やんだ全力だよね。よつばに

とーちゃんも全力だけど

さ: 全力!でもそれを言ったらジャンボも全力だよ!振り切ってるよあの人

なんじゃそりゃあ!じゃないよ!

——— ジャンボはでもちょっと大人の余裕ない?

さ: ああ、あるある、緩急分かってるかんじ、でも全力出したときにすごい気がした

いきなり1人でハワイ行くのすごいよかったなー

——— ジャンボが大声出すの絶対笑ってまう

テガ!!

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(10巻、72ページ)

さ: あと別にギャグでもないのにいちいち見切れてるコマ見ると笑ってしまう

——— そうそう(笑)見切れてるの笑う

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(7巻、194ページ)

——— よつばによじ登られながら真顔の時とかも笑う

さ: ジャンボ大人だ…

——— これとかもなんか面白いんだよね。これだけでゲラゲラ笑った。

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(8巻、124ページ)

さ: なんて言ったらいいのかわからないんだけど、わかる

——— よつばがジャンボ大好きな感じもいいよね

めっちゃ懐いてる

さ: そうだねー

——— ジャンボと遊ぶ―っていってそのまま寝ちゃうのとかね

さ: ジャンボ安心感があるよ

——— キャンプ得意だし

さ: 星のことわかるし

——— 何気にスペック高いよね…

さ: とーちゃんめっちゃ助けられてるよねお隣さんとジャンボに

——— たしかに

さ: 3姉妹が家に行ったときにいきなり掃除が始まったのとか、ばーちゃんにも掃除されてたのおかしかった

——— この家は汚れてるね

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(13巻、135ページ)

——— だらしないっていうか、抜けてる感じいいよねとーちゃんの

洗い物きらいだったり

さ: うん、適当(笑)

——— とーちゃん、よつばの子育てに関しても、完璧にやろうとしてないのがいいよね。

さ: 不足は誰かが補ってくれそうな信頼感があるよ、あの世界

——— あーうんうん

1巻とか最初のころのよつばってだいぶ言葉遣いが荒っぽくてハラハラするくらいなんだけどさ、それってとーちゃんの言葉遣いの影響で、とーちゃんも当然言語を扱う人だからそれには気づいているはずだけどただそうとしないよね。

で、だんだんよつばも言葉遣いが変わってきて多少柔らかくなって、それってお隣の三姉妹とかの影響なのかなーって

さ: 男の子言葉だもんね

お隣さんがあのおうちでよかったねよつば

——— ほんとに。あの家大好きだよ

さ: あそこのかーちゃんもそこそこ適当だよね(笑)

めっちゃキャリアウーマンぽさあるけど

——— あさぎねーちゃんが一番お母さん似だよね

さ: そうだねー、ふうかはお父さんだね

——— えながお父さん似でふうかは中間って感じする

さ: あれっ そっか

ふうかのときどきぼんやりした感じがお父さんぽかった(笑)

——— 3姉妹ちゃんと顔描き分けられてるのも偉いよね

さ: そうだねー

——— ふうかがたまに小岩井さんにドキっとしてるのはなんかのフラグなんだろうか…

さ: えっ

——— 単なる年頃の乙女描写なのか

さ: 眉毛そったほうがいいですかねのシーンめっちゃかわいかったよ〜 年頃の女の子だなって思ってたけど、フラグだったらそれはそれでいいな

——— まあなにもないだろうけど(笑)

さ: 電気屋のふうかは試験明けでテンション高くてちょっとうっとおしくてよかった

——— 女子高生って感じだよね〜〜

さ: しまうーとか同級生とのわちゃわちゃも何となく覚えがあって、うわーってなった

 

 

最新13巻について

 

——— 満を持して去年11月に発売された13巻なんですがどうでした?(笑)

さ: えっ とーちゃんの名前が判明した…

人の子だった…って思ったよ

——— 葉介〜〜〜〜!!!!

さ: 葉介〜〜〜〜〜〜〜

——— これまで小岩井さんって呼んでたけど、これからは葉介って呼びたくなるよね

さ: うん、本当に、もう呼んでる…

——— そして葉介って名前のしっくりさ・・・葉介感・・・

さ: どっか甘やかでいいよね

——— あと、よつばの名前に自分の名前から“葉”をとったんだなって

さ: ああー、そっかそうだよね

——— とーちゃん、翻訳家なだけあって言語的なセンスあるよね

さ: あるねー。

——— ファッションセンスはないけど・・・

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(13巻、134ページ)

さ: 関西の人だったんだね。13巻出るまでに気づいた?

——— いや、それは気づいてなかったかも

あずまきよひこが兵庫出身だよねたしか

さ: えーーそうなの?

違和感が全然ない関西弁だった

——— 高砂市だって

たぶんばあちゃんとしゃべってはじめて出たよね。関西弁

さ: だんだん言葉が寄ってくるのがリアルだった〜

物語のほうの話だと、ばあちゃんと別れるところのよつばがものっすごく好きなんだ私…

——— いいよね。

さ: あれだけ駄々こねといて、すっと微妙な面持ちになってるの

あーあ 帰っちゃったって

——— すっと日常に戻るよね。とうちゃんとふたりの

さ: そうやねんそれやねん

——— こういうばあちゃんを見送った時の真顔とか、子供ってこういう顔するよなあって

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(13巻、203ページ)

さ: ばあちゃんも大人としてのテンションを守ってるというか

好き…

——— ばあちゃん、すっごいドライであまり笑ったりしないけどよつばのことじっと見つめてるコマがしばしばあって愛が伝わる

さ: うん。あと、よつばの周りの人本当にお互いの愛し合い方があんまり美しくてすごいなーとなる

——— それね。あからさまに言葉にしないしあまり表情にも出さないよね。

モノローグもないまんがだしね

さ: 態度と行動と、あとね、みんな責任感があるよね、子どもでも

——— よつばが家のまえ掃除して

さ: うんうん

——— 「こればーちゃんちのあさのおとだ!」

「ばーちゃんちにいるときは」

「いっつもあさにこのしゃっしゃっておとがきこえてきてすきだった!」

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(13巻、122ページ)

この時のばーちゃん、真顔だし、メガネが反射して表情わからないんだけど、その時の気持ちが伝わるんだよね。

さ: 泣くんだが…

——— なんて言ったらわからないけど、ぎゅーっと愛おしい気持ちなんだろうな、って思って泣けたよね

ほんとすごいわ

さ: ちょっと全体を俯瞰するというか、引き方がうまくて、それにふわーって乗っちゃうし気持ちいいよ、よつばと!

——— なんか1巻から読み返すとさ、13巻ではそういう、周りの人たちがふとよつばを見つめて時間が止まる、みたいな流れが多くなった気がしたんだよね。そんな気しない?

さ: そーそれ話したかった

——— 慌ただしいしよつばはいっつもわーわーしてるんだけど、ふと、時間が止まるみたいな

さ: 10巻ぐらいから雰囲気が変わってきたのかなって思ってた

——— 窓のサッシの桟とか、床のよつばの足跡にカメラがフォーカスするみたいなコマがしばしばあるのもそれだと思うけど。

さ: よつばの視点と、よつばを見てる人たちの視点が中心だったんだけど、もっと遠くの視線が入ってくる感じ

——— そうかも。奥行き広がったよね

さ: よつばと!に出てくる風景を見て、例えば、あー、うちの街の踏切のあのへんの匂いだなーみたいなこと頻繁に思い出すんだよね

よつばこんな毎日楽しいのに、結構いろいろ忘れちゃうんだろうな〜、それでも毎日続いてくし、感傷的になってもそれは一瞬だし、近所に仲いいおねえちゃんもちゃんと見守ってくれる大人もいて、小学生になったらえなちゃんみたいに過ごすし、高校生になったらふうかちゃんみたいに過ごすし…

——— ロケーションいいよね。郊外の感じ。車ないとヤマダ電機とか行けない。たしか舞台は千葉とかだった気が

さ: あーそうなんだ。車買うイベントがこれからあるのね

——— そうか。まだ買ってないね。だいぶ最初のほうから買うって言ってるのに

さ: おっきい買い物やもんね(笑)

——— よつばと!の奥行きが広がっている感じについて戻るけど、よつばがちょっとずつ大きくなって色々なことを理解していっていることに関係している気がする

13巻でおばけが出てきたことも、よつばの世界の広がりを表しているのかな〜と

さ: あれさ、よつばの視点でこっちにおばけの存在見せなかったよね

よつばにしか見えない

——— そうだね。やっぱりこのまんがってあくまで客観なんだよね

ずっとニュートラルな視点のカメラで捉えているっていう

さ: おばけのはなし、ごっこあそびって感じしなくて何だろうってちょっと思った

——— 実際に絵に描いてるしね

さ: つくつくぼうしは夢の話があったのに、お化けはでなかったんだよね〜

——— あーそういえばつくつくぼうしもあったな

あれは夢でみたからそれで思い込んだのか

さ: やっぱり距離を少し遠くしたんだね

大人になってきて、さっきのむぎほちゃんが言ってたのじゃないけど、よつばの想像とか世界も広がってきてこっち側でちょっと想像しきれないようにというか

とーちゃんとかふうかちゃんたちが見てる側に読者が近づく感じになってるのかなー とかおもいました

——— 読者がとーちゃんとか周りの人目線でよつばを見つめるっていうのはずっとそうなのかなという感じする

さ: もう少しだけずらしたという気はするけど、基本そうだよね

——— 読者もとーちゃんも、よつばの本当に見えてる世界は見えなくて、でも、それを垣間見せてもらってる、って感じだよね

さ: ねー。よつばとずっと続いててほしいな〜

どんな子に成長するんだろう〜て思うよ、よつば

——— なんかさ、12巻から13巻が間が空いて、12巻の終わり方が良かったからそれでもう終わりなんじゃないかみたいな噂もあったりしてさ

んで、13巻でよつばもそろそろ一人で寝ないとなみたいなこと話してて

あーよつばもうそんな歳なの!?って

さ: 小学校になったらうんたら、みたいなのもあったね

———来年には小学校だし・・・小学校に入ったら終わるんじゃないかとか思ってめっちゃさみしくなったよね・・・

さ: あえ、来年なん?

——— 今5歳で来年小学校ってどっかで言ってた気がする

さ: あー、そっか見落としてた。

———それがあって余計13巻切なかったってのもあるよね…

もう…切ない……むねが苦しいんだよ!!!!

さ: くるしいね!!!!!

よつばは小学生になっても面白いで…続いて…

——— 頼む…!って感じだよね。

さ: でもまあ…やっぱパキッと終わってもいいね

——— うん。小学校入ったらこのミニマルさはなくなるかなあ

学校もなんにもなくて、ただ毎日遊ぶ!っていう幸福な時間だから素晴らしいってのもあるよね…。

さ:それは思う。でもさ、あずまさんの技術がすごいから、そこは小学生編でも面白い漫画になると思うよお それはもう今のよつばと!ではないだろうけど

——— う〜ん。小学校あるあるみたいなの読みたいよね…

さ: 小学生あるあるといえば、私あのキャンプで

みうらとえなが火を起こそうとしてジャンボにそんな覚悟で来たのか…ってつっこまれてるのめっちゃくちゃ良かった…すごい響いた…

——— 小学校でやらされるからね

さ:林間学校とかでやったね(笑) 小学生はそういうイベント好きだし、私も絶対そんなの期待して行くわって思ったし、大人組も多分その辺すぐ気づいただろうなっていうのもめっちゃよかった…いや別にそんな描写ないし気づいたかどうか分からないけど…

——— 子供たちのほうが現代っ子かと思えばバリバリ火起こしやる気まんまんっていう

さ: えな好奇心旺盛だし虫もかえるも平気だし、みうらはアクティブだしかわいいな〜ってなった

——— 大人と子供の認識の違い面白いよね。

さ: よつばと!、社会…って感じがするよ〜

——— よつばが小学校入るの、さみしいけどランドセル買うところとかめちゃ読みたい

よつばが小学校入ってとーちゃんがさみしがってるところも読みたい

さ: よみたいなそれ

よつばも小学生になったら男の子の友達できるんだろうな〜読みたいな〜

 

よつばと!的ギャグの変化

——— あ、今おもったけどさ、10巻以降、なんとなく感触が変わったのちょっと理由わかった気がする

最初のほうってさ、ギャグの文法が基本だったんだよ。最後わりとちゃんとオチがついてたの

でも、最近ってギャグ的なオチよりも、余韻で終わることが多い気がする

さ: そーそーそーやねん!ギャグ!

1巻読見返したとき雰囲気こんなんだっけってなったもん

——— そうそう

初期のギャグのテンポ感もすごい好きなんだけどね

子どもとのコミュニケーションのあるあるをギャグのテンポに落とし込んでるっていう

さ: 『あずまんが大王』は読んでたんだけど、その雰囲気が残ってるなーって思った

——— そうなんだよね。『あずまんが』わたしちゃんと読んでないけど、4コマっぽい、オチのつけかたっていうか

さ: おとなりのかわいい3姉妹が登場するときの漫画っぽさとか

——— まんがっぽいよね

1巻あたりは結構破天荒なことしてるしね

さ: そなんだよねー。ふつうにギャグ漫画だと思って読みはじめたんだったわ、そういえば。『あずまんが』の人の新刊だーって

——— 起承転結のケツでオチてまた起承転結があって、みたいな流れがよりスムーズにというか、ゆるっと流れていて、節々ですごい笑えたりするんだけど、オチないというか

さ: ああ、そうだ私、それで、ん?って思ったのが、8巻のお祭りだった

ジャンボがお面かぶって、よつばの怖い何かとしてでてきて、あと、みうらの何だろうあれ?神楽じゃないよね?舞いを舞うシーン

——— お祭り回好きだわあ

さ: よく知っている人が大舞台で何か別人みたいに違うことやってて、日常と違う別の視点をすごい感じたんだよ。

泣いたよあのシーン…本当によかったよ… ダイナミックで気持ちいいし

———町内のみんなが集合する感じも楽しいし

ひげもじゃもいる!あと神輿のときによつばの隣にいる女の子とはその後仲良くなるよね

さ: みーちゃんだっけね

目をちゃんと描かないのはモブだからで、モブの友達たくさんこれからできるんだよよつば…

——— 婦警さんも出てきた人かな。花キューピッドで

エモいよね…お祭り回

おしりまるだし!っていってぱーん!ってやってるのはめちゃくちゃ笑った

さ: 尻パーンめっちゃ…あ、それ(笑)

——— (笑)おしり!!

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(8巻、181ページ)

——— よつばと!何回も読み返してもちゃんと声だして笑ってるからすごい

さ: ふんどしめずらしいしわかる!!!ってなったし、いやでもそんなことしないよ!!?ってなった

——— そうそう(笑)そこまではしない(笑)

さ: 私はお祭の話できて満足だよ〜 も〜私も自分の街のお祭りに参加したかったよ〜

——— この8巻とか、他の巻でもあるけど、一番アガるお祭りの回を最後にしないでちょっと落ち着いた日常の回で終わる感じも好きなんだよね。とーちゃんとどんぐりを拾うっていう日常回で終わるっていうのがさ

余韻だな〜って

さ: いつもどおりこれからも物語が続いてくってかんじだ

——— あくまで日常だよね

あとさ、最後のコマでギャグ的にオチてるのでめちゃくちゃ笑ったのがさ、おつかいのやつ!

さ: あーあーあー

——— これも大好きだわ

その後どうなるかが色々想像できて楽しいし、こういう、あえて見せないっていうの好き

さ: 最後のオチねー

とーちゃんよつばと張り合ったりするから、そういう感じになるのかなーとか思ってかわいかったあの話

——— ところで13巻でよつばが「プリキュア」という単語を発したのが衝撃だったみたいなのネットでよくみかけた

さ: そうなんや

——— 葉介とプリキュアが2大衝撃だった気がする

よつばがついにプリキュアを認識した、って思った

さ: 普通にスルーしてしまってた、そうなんだ

——— あ、そうなんだ

こうちゃかでんのミルクティーと同じくらいスルーしてた?

さ: してましたねー 固有名詞が目にはいるとノイズってなって処理するんだろうか(笑)

あ、でもディズニーランドはえってなった

——— ディズニーランド出てきたね

iPhoneも出てきたしね

さ:われわれと同じ時間を生きてるね…

——— なんか、幼稚園低学年だとアンパンマンだけどだんだん大きくなるとプリキュアに興味を持つようになるってよく言うからその点でもよつばが成長してる〜って思った

あと、なんか知らないところでよつばもプリキュアとかみてるんだな〜って

さ: そうなんだ、すんごい丁寧…

——— すごいリアリティの作り込みしてるよね

さ: よつば、だんだんかわいいものとか女の子らしいものとか、好みがはっきりしつつあるのかなーって思ってきた

——— 最初の頃はもっと野生児っぽかったよね

さ: そだね

 

まとめ!そして今日も日々は続く…

 

さ: よつばと!って、ここがよくてここがかわいくてってずっと言ってられる

——— ほんとにね。好きなところがたくさんあるよね

インフレしそうなのにしないからすごい

さ: インフレしないなー

——— よつばと!はでも、13巻の帯の「そして今日も、日々は続く」が本当にこの作品をよく表しているなあと思って。小沢健二の「僕は思う!この瞬間は続くと!いつまでも」でもあると思っているんだけど

なんかそういうずっと続いて欲しいこの瞬間っていうのがほんとに全部の回であるから

で、さっきもちょっと言ったように、最近の話ではその「一瞬」を切り取って、引き伸ばす、伸ばしたい、ずっと続いて欲しい、みたいなそういうみんなの願いみたいなのが、コマからにじみ出てくるというか、こっちの気持ちと相乗効果でより際立っているな―みたいな

さ: よつば、多分大きくなったらいろいろ忘れちゃうけど、写真で残るし、漫画が残ってるしいいよ… 美しい日々は確かにあったよ

——— とーちゃんがカメラ買う時に、覚えてればいいと思ってカメラ買ってなかったけどやっぱり忘れるからカメラ要るなーって言ってたよね。とーちゃんもたぶんわたしたちと同じ気持ちなのかなーって。「僕は思う!この瞬間は続くと!いつまでも」っていう願いだよね。『よつばと!』って漫画は。

 

おまけ

二人それぞれ『よつばと!』の絵を描きました。

まずはママ・むぎ子

yotuba

続いて花童さんです!

よつばとイラスト

花童サナエさん、どうもありがとうございました!

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