まち歩きの記録-蕨-


蕨はわらびと読みます。

埼玉県蕨市は関東エリア在住民にとって、なんと読むのか、どの辺にあるのかよく知らない地名として有名だが、蕨駅周辺は喫茶店が多いということを知り、街歩きをしてみることにしました。

Google マップであらかじめ行ってみたいお店をいくつかピックアップする。朝から行ったとしても入れるお店は限られるだろう。コーヒー何杯飲めるかチャレンジしてみようと思う。

駅前喫茶に入ります。

蕨駅に着いてはじめに入ったのは東口の大通りを真っ直ぐ歩いて最初の交差点のところにある「クラウン」という古い喫茶店。ずっと変わらずこの地にあったのだろうなという店構えをしています。

蕨02 蕨03

 

なんともバブリー。

蕨クラウン

店内も痺れるかっこよさ。

モーニングをやっている時間帯だったけど朝ごはんを家で食べてきてしまったのでブレンドのみ注文。一杯400円。モーニングセットは440円から。ちなみに家でコーヒーも飲んできてしまったからこれでこの日2杯目のコーヒー。

蕨コーヒー

しっかり濃いブレンドコーヒーを飲みながら素敵空間でだらだらインターネットをやってしまってから店を出る。

うろうろ歩いてみます。

蕨駅の東口側は扇状に道が広がっていて、その扇部分をとりあえずうろうろ歩いてみる。

蕨07

変わった建物と時計の形が可愛かったので撮りました。

蕨薄いビル

写真だとわかりにくいけど異様に薄いビル。裏側には路地に数軒飲み屋が立ち並ぶ。隠しボーナスステージ感があってテンションが上がる。

蕨糸屋

糸屋さんがあったので入ってみる。

糸だけではなく手芸用品全般扱っているお店だった。ワッペンとかハギレとかを見るのが楽しい。なんとはなしにみているとお店のおばあさんに「何かお探しですか?」と話しかけられる。

特に買うつもりもなかったけどちょうどレース糸欲しいなとも思ってたので聞いてみると案内してくれた。せっかくだから白のレース糸と針を買う。

ネットで探せばもっと安く買えるんだろうけどまたの機会にと思ってるとなかなか買えないのでこれも縁だろう。

 

お店を出て、「そう言えば蕨に古本屋さんがあったんじゃないかしら」と思い出し、Google マップで検索してみる。東側の線路沿いで歩いてすぐのところだったのでそのまま向かう。

蕨古書なごみ

こんな感じのいわゆる街の古本屋さんだ。ワクワクしながら100円ワゴンをディグ。澁澤龍彦と森茉莉があったので状態はよくなかったけど3冊買う。

店内にも気になる本がいくつかあったけどあまり買うと荷物になるから今日はこのくらいにしておく。

蕨11

線路沿いを少し歩く。この辺には町工場も多いようです。

町工場が多い街は喫茶店文化が発達するんですよね。みんな朝早くから働くから。お父さんお母さんが働いている家庭が多いからモーニングとかランチを出すお店が増えるんだそうです。港町なんかもそうですね。

昼ごはんも喫茶で。

12時前だったけどお腹が空いてきたのでランチで行こうと思っていたお店「コーヒーハウス ポエム」に向かう。

この辺はもう駅前という感じでマツモトキヨシやらドトールやらが立ち並ぶ。パチンコ屋も多い。

隣にあるインドカレー屋さんも気になったけど今日は喫茶店デーだと思って店内にログイン。

まだモーニングの時間だったけど口はランチの気分だったのでナポリタンを注文する。

蕨ナポリタン

喫茶店に来るとついナポリタンやオムライスが食べたくなってしまうのはなんなんでしょう。

セットは飲み物じゃなくてスープをつけることも可能。コーヒーに疲れた人間への親切設計。

デザートメニューも豊富で良さそうでした。

蕨駅西口側へ。

反対の西側にも行ってみる。

東口がこんな風な

蕨東口

埼玉らしい力強い光景が広がっていたのに対して、西口は

蕨駅西口

 ちょっと寂しげな雰囲気があります。でもメンズエステ看板は東口にも西口にもあります。

商店街もあったりするけど路地裏に入ると多国籍な言語が書かれた風俗店が多い。

蕨多国籍

アジア系外国人が多く住んでいるというのと、隣の西川口駅のバイブスを強く感じるゾーンあります。

古本屋があったので入ってみる。

蕨古本屋

蕨古本屋2こんな感じのTHEごちゃまぜ古書店。

男性向け本も多いけど欲しい本もいくつか見つかった。既に鞄が重たくなっていたので稲垣足穂の本を一冊だけ買った。

カフェスギタというミセス向けのブティックの隣でやっているカフェに入ってみた。

 

 

アーケード街の中にあるお店。アーケードの屋根が板チョコレートみたいでかわいい。

カウンターで注文するタイプのお店だった。ショーケースの中からケーキを選ぶ。

蕨カフェ

モンブランを頼んでみた。作りたてじゃないのか表面がカピカピに乾いてましたけど……。

 

コーヒー飲みすぎてそろそろ気持ち悪くなってくる。

駅から少し歩いたところに大友克洋の「童夢」の舞台のモデルになったとも言われる埼玉有数の巨大団地があるらしいけどもうそこまで歩く元気がないと思ってここまでにする。

駅前に和菓子屋さんがあったのでそこでお土産を買って帰路につくことにする。

 

ボンクラージュのアトモスフィア。

これで蕨の初体験は終了だ。

蕨の印象について思い返してみる。

蕨ボンクラージュ

これは歩いている途中であったけど入らなかった喫茶店で「ボンクラージュ」という店名なんですが、「ボンクラージュ」という言葉、なんともこの蕨という街によく似合う気がするんですよね。なんとなく間が抜けたようなのんびりとした昼下がりのような…。せかせかしてない、大らかさみたいなのを今回訪れた場所でなんとなく常に感じましたね。

次来ることがあったら今度はもうちょっと人の生活サイドな街の様子を見てみたいなと思いました。

ここまで読んでくれて、どうもありがとうございました!では、また会う日まで。