バンド名会議4


お疲れ様です、loiolでちゅ!

バンドを組んだら、

練習より楽しいのがこのバンド名会議ってなもんで、

これまで第一回第二回第三回、とかなりぐだぐだな感じで様子を描写して参りましたが、

なんだかんだスタジオ練習を重ねて、

そのうちに知り合いのギグに誘われて、

とんとん拍子でライブが決定したりして、

「てかステージ名的なのどうする?普通に本名で『隆(たかし)』でいいかいな?」

みたいな会話がメンバー間にて自然発生します。

 

いや~隆はちょっと(笑)、ってなって、

『TAKA-SHIT(たかし)で(笑)』

みたいな場当たり的な決定でお茶を濁す、って事が次に自然発生します。

 

そして、とりあえずそれで..ほな..って解散した帰路、

「やぱTAKA-SHITはやだな」

ってなって、

電車に揺られながら流れる景色と重なって窓ガラスに反射して映る自分を見るでもなく眺めながら、

ライブに誰を呼ぼうとか費用の事とか将来の事とか

友達、好きな人、親、バイト先の人とかいろんな事がぐるぐるしだし、

「どうせなら..」

って心境で色んな名前の案が自然と湧いてきますよね。

それが今回のテーマっつ~か、こんな名前、どない?的な羅列です。

 

後日、

行きつけのファミレスでポテトをケチャップにディップしながら、

「ライブの時の名前だけどさあ..」

って会話が始まりますよね(その瞬間「あっ、ちょっと待って」っつってドリンクバーに行くやつがいたりする)。

 

「家系ラーメンたべたことない4歳」

 

ってどうかな、みたいな、ジャブ的なので始まりますよね。

はあ?(笑)、的なリアクションとともに、

4歳はまだ家系ラーメンぎりぎり食べられないだろ、みたいなつっこみが入り、

せめて小2からだろ、

いや中学だろ、ちっせーやつは食べれたとしても旨味自体を理解できないだろ、

みたいになって、それだったらっつって

「昼もマックなのに夜もマック行こうとかいってくるやつ」

 

「卒業旅行で羽田集合っつったのに何を考えてるんだか成田いっちゃうやつ」

みたいな大喜利が始まっていきますよね。

 

みんな内心、ここ数日の間にステージ名を考えに考えてたっぽさも拍車をかけてぽんぽんと案が出まくって、最後の方は

「すごい大量の下痢。どれくらい大量かというと『はてしない』って形容詞を使わないといけないレベル。あとしっこ」

とか

「自然の昆布を身体に巻きつけて『こんなカッコでマジですいません』って電車に乗ろうとするけど、さすがに駅員に止められてる人。しかも毎日。毎晩。時々来ない日もあるけど不定期だから駅員も気が気じゃない」

みたいな「長い文」みたいなやつになりますよね。

 

女性バンドの場合は

「『ねぇ妖精の国にもクリスマスってあるのかなぁ・・?』って言う39歳の独身の女」

 

「『得意料理なの』って頼んでも無いのにデカめのタッパーにみっしりチャプチュ作ってくる33歳の不気味な女」

 

「冗談だよ冗談に決まってるじゃん(笑)っていってすぐちんちんさわってくる人」

 

「メス」

みたいのが、特定のテンションとコンディションの元、繰り広げられます。

 

ほいで、

いや文はやめよ、ってなり、

じゃあやっぱ本名で「ヤマモトタカシ」とかにする?

でもなんかダセえな..はずいし(笑)、みたいになります。

 

そいで、あるメンバーが、ふいに「いいよいいよ私はこのバンドのお荷物みたいなもんだし、

「『日本橋電撃魔法少女隊のお荷物』でいいよ」

みたいに、わざと投げやりな感じでわりと本気目の良い感じのをぶっこんできます。

 

触発された面々が、「じゃあ私は~でいいよ」の定型に合わせて、え?それガチ目のちゃんと考えたやつじゃない?みたいのを織り交ぜて呼応します。

「そんなら私は『上質のクリーミィな硝子細工』でいいよ」

 

「じゃあ私は『置き忘れられた日傘の影で佇んでいる銀のレース』でいいよ」

 

「わかった、『覚めない悪夢に登場する陶器』でいい」

 

「『イチゴの匂いの便箋』で手を打つよ」

 

「『室町時代から生き続けているうさぎの化け物』くらいでいい」

 

「『ウンコ大好キッズ』ってくらいでちょうどいい」

やはり段々脱線していって、話も飽き始めた空気が流れた頃、別の話題にスライドしていってその日は終了します。

 

後日、

駅のホームで佇んでいるとLINEがきて、見てみると

「78崎コア」

とあります。

 

「ステージネーム案?」→「そう」→「ななじゅうはちざき?」→「そう」→「了解」、みたいなやり取りのあと、ホームに到着した電車に乗り込むと、別のメンバーが

「静寂 聖絵(しじま セーラ)」

とぶっこんできたかと思うと、また別のメンバーが

「或彼歩飲(あるかの ぽの)」

と。

 

え、それ暖めてきたガチの案では!?というのを投入してきます。ここで出さないとタイミングがいつ来るか分からないって事で、自分の暖めてきた案を送ります。

「クロワッサンヶ丘 祝(しゅく)」

 

その後、

LINEの応酬は深夜~次の日へと突入してゆき、その中には以下の様な案が続いていく事となります。

「樽鴨菜麩座(たるかも なふざ)」

 

「室町奈冨礼(むろまち なふれ) 」

 

「救天(すくえあ)がるぼ」

 

「祭蛇美電(さい だびで)」

 

誰も口にはしませんが、明らかに全員の感性が共鳴し、これがバンド..!という境地にたどり着いたくらいで

「無勉強試験子(むべんきょう テストこ)」

みたいな、んん!?みたいなのが登場し、

「徐鮭毛凝(じょじゃけけ こる)」

みたいな、異端な要素が混じりだします。

 

いやそんな異端な方にいかなくていいから、さっきまでの良い感じのやつにベクトルをみんなで戻さないとせっかくの「良い流れが」って焦れば焦るほど

「明晴慕美郎(みんばる ボビロウ)」

 

「ビッグマッグ・圭・笹川」

 

「テープ、爪、シシャカ」

と崩壊していき、最後には

「パスワード・バージョンアップコード、コンピューター、4」

と完全に異端も異端、崩壊もいいところ的な辺境へ迷い込んでしまったりします。

 

んで、

結局ライブ当日まで決まらず、Voが

「メンバー紹介しないね..」

「「「うん..」」」

みたいになったりします!

 

そんじゃあね!